ドサンコの森で感じた矛盾

d0154140_1941920.jpg

円山動物園内ドサンコの森(子供動物園内)では、4匹のエゾリスが放し飼いになっています。
今年の6月に生まれた4匹は、身体こそまだまだ小さいけれど、身体能力もUPし、動きも活発。
ちょろちょろとお客様の前まで走ってきたり、足元を走り回ったり。

餌でおびき寄せたりしなくても、じっと静かにしていれば、リスのほうから近くに寄って来るようになりました。
それはそれは可愛いです。

d0154140_1983867.jpg

今日の「お昼休み」間際のこと、
リスの目の前にいる小さな女の子に向かって、飼育員さんが「ごめんね、あまり近づかないでくれるかな?人馴れしちゃうと困るので」と注意。
女の子は「どうして困るの?」と聞きました。

飼育員さんは、以前生まれたばかりの仔リスが通路に降りているのに気がつかず、お客さんに踏まれて死んでしまったことがあるから、だからあまり人に慣れて欲しくないのよ、、、と。

d0154140_19132794.jpg

で、あるなら、そもそも今のような「放し飼い」スタイルの展示は止めるべきではないですかね?
動物園のバックヤードで生まれ、こども動物園で育った仔リスたち。
いつもご飯をくれる人間(飼育員さん)と、そうでない人間(一般客)の区別がどうしてつくでしょう?
幼児、園児、小学生に「可愛い動物が近づいてきたら触るな追いかけるな」というのもなかなか難しい話。
羊やポニーやモルモットは触れ合って良くても、自分から走り寄ってくるリスには近寄っちゃ駄目?
(確かに、噛まれることあるんで手を出すのはお薦めしませんがね)

d0154140_19221029.jpg

本当に仔リスの安全重視でいくなら、リスザルやプレーリードッグみたいにガラス張りにすべきでしょう。
それか電柵を張るとかですかね?
実際、仔リスたちは客が何をしなくても通路を自在に走り回っているので、いつ開いたドアから出てしまうかヒヤヒヤなのですよ。
ガイドさんは「じっとしてればリスのほうから近寄ってきますよ~」なんて言ってるし、飼育員さんは「近寄んないで」と言うだけで普段居ないし。

なんだかちょっとモヤっとした土曜の朝。
[PR]
by suimu_calcite | 2013-10-26 19:23 | 動物園