飛馬(ひゅうま)の死

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2015年8月22日(土)撮影。

グラントシマウマの「飛馬」が亡くなってしまいました。
グラントシマウマのオス「飛馬(ひゅうま)」が死亡しました (円山動物園公式)

23日(日)、閉園後に熱帯動物館からアフリカゾーンへの移動を行った際、死亡したとのこと。

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23日13時過ぎ、飛馬の屋外放飼場へ輸送箱が運びこまれました。

熱帯動物館では、キリン、カバ、サーバルキャットに関しては、
かなり前から輸送用の箱や檻を設置して、慣れて貰うための訓練をしています。
ですから、そのほかの動物に関しては、麻酔を使って移動させるものだと思っていました。

が、そうではなかったようです。


移動に当たっては細心の注意を払って行っておりました。
『熱帯動物館』での捕獲は順調で、輸送用の檻で『アフリカゾーン』へ運びましたが、
着いた時に箱の中で崩れ落ちるように倒れ19時に死亡を確認しました。(公式)

円山動物園獣医師は「シマウマは臆病で、さらに臆病な個体ということで、
自分のところの檻では対応できないと、檻をかりた。
移動計画も何度も練り直した」と話しています。(HTBニュース)

どんな檻や箱を使おうが、慣らし訓練もせずに突然大勢でやってきて箱に入れられた。
訳も解らないままクレーンで吊りあげられた。
たかだか400メートルの移動距離でも、臆病な飛馬には耐えられなかった。
、、、、、、そういうことではないでしょうか、、、、。
解剖によると死亡原因は移動によるショック死とのこと、、、。

グラントシマウマ飛馬(ひゅうま)の死亡原因について (円山動物園公式)

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臆病で神経質なシマウマを「捕獲」すること自体信じられないです。

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23日は、同時刻にエランドの「ぷっちょ」の輸送準備もされていました。
かなり大きな物音ですので、扉の向こうをしきりに気にしていました。
彼も、輸送箱に慣らすためのトレーニングは実施されていません。


マレーグマのウッチーの事件から1ヶ月。
円山動物園には飼育環境や体制についての改善勧告が出たばかり。

「細心の注意を払った」とありますが、
職員の方々がとても見当違いの方向を見ているようで、
正直、とても恐ろしいです。

釧路から来てくれた飛馬。最期はとても怖い思いをさせてしまいました。

どうか、根本的なところ、根っこの部分からきちんと
「飼育動物」に目を向けて考えて欲しいです。
どうしても、人間基準、スケジュール優先のように思えてなりません。



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by suimu_calcite | 2015-08-24 19:20 | 動物園

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